ラン栽培はこれまで単用で使えるコンポストが無かったために、
「ミックス」するのが常識化してしまった。
この固定観念でSUGOI-neにアレコレ混合している人いるようであるが、
それは・・・・時として写真のようなことが起こる。
こういう栽培で失敗して・・・・SUGOI-neで植えても出来なかった!!・・・そう言う人がいる!!
そういうことになる!!
これはSUGOI-neがダメなのではなくて、使い方が間違っている。
生半可な知識、技術は・・・・SUGOI-ne には害こそあれ益にはならない。
軽石、バーク、ミックスしたため、
ラン菌(材木腐朽菌)が台無しになり、根が正常に伸びない。
SUGOI-ne単用で植えたすごい根張り
SUGOI-neは単用で植えてください。
軽石、バークなどとミックスしないで下さい。
ポリ鉢を素焼き鉢に被せる
ペレポストSUGOI-neで植える場合、下記のことは必ず守ってください。
SUGOI-neには宇井清太新発見のラン菌「材木腐朽菌」が添加されております。
ランを作る前に、このラン菌「材木腐朽菌」を繁殖、育成することです。
それには適度の湿度、温度が必要です!!
このときの湿度が大問題です!!
SUGOI-neの場合は、オシボリの湿度より乾燥させてはなりません。
これより乾燥させると「カツオブシ」を作って、SUGOI-neをカチカチにします。
雑菌のキノコが生えて、この菌糸がSUGOI-neから水分を吸って「カツオブシ」にします。
ランの栄養性長期は雨の多い時期(雨期)で、材木腐朽菌も盛んに「菌糸」を伸ばす時期
です。ランの休眠期は雨の少ない時期(乾期)で、材木腐朽菌も休眠して休んでいる時期
です。この乾期の期間は「夜霧」「夜露」で材木腐朽菌は生きています。ランも同じように
夜露、夜霧の水分で生きています。絶対カラカラの乾燥させないこと。
厳禁!!
水ゴケ栽培のように「カラカラ」の乾燥は絶対にしないこと。
オシボリの湿度、水ゴケを固く絞った時の湿度以上に絶対乾燥させないこと。
冬の休眠期でも・・・。
カトレアでも・・・・。
SUGOI-ne栽培で最も多い失敗は「乾燥」です。 ここにクリック
★ SUGOI-neの基本は乾燥状態のまま植えることです。
硬くなることを「不安」に想う人いますが、その硬さがランが最高に喜ぶ硬さです。
丁度良い湿度と保水、排水になるのです。
★ SUGOI-neに植える前に水を与えて膨張した状態で植える場合は、多湿になりやすいので
秋から冬の潅水には注意が必要になります。
なれる前は「乾燥」のSUGOI-neで植えてください。
★ 鉢穴に網など不用です。ナメクジ入る隙間は無くなるためです。
★ 鉢底の軽石、鉢カケ・・・・など入れないで下さい。
★ 鉢に入れるとき30−40%膨張するので、鉢の6〜7分目まで入れてください。
多く入れるともったいないです。
★ 根の隙間にポロポロ入れて、鉢をとんとんとするだけにして、これまでのコンポスト
のように棒でつついたり、手で圧力かけたりしないで下さい。
★ ペレポストSUGOI-ne単用でお使いください。
バーク、軽石などの混合は厳禁!! せっかくの絶妙の毛細管現象が台無しになります。
バーク、軽石にみ菌があり、宇井清太新発見の「材木腐朽菌」が台無しになるときがあるからです。
下に写真掲載しておりますのご覧下さい
★ ヒビの入った鉢は使わないで下さい。
膨張で割れます。
★ 植えてから約5〜7日は毎日潅水してください!!
必ずお守りください。ペレポストSUGOI-neにはスゴイ養分が含まれています。
この潅水によって、何処にでもある「青カビ」の繁殖を抑え、この期間に添加した
「材木腐朽菌」を速やかに繁殖させるためです。
「青カビ一個の胞子」が2日で10000個の胞子に繁殖し、2日後には10000個の胞子が
その1万倍まで繁殖し、天文学的な数になるからです。
それと同じように「材木腐朽菌」も4日で天文学的に繁殖するので、7〜10日は、毎日
潅水してください。この潅水による根腐れの心配はありません。このときの水分は、
材木腐朽菌が繁殖のために使用するために、ランの根に害を及ぼす水にはならないためです。
この5〜7日の充分な潅水は、SUGOI-neに含んだ植物活性養分、肥料分、ホルモン、
微量要素、糖類・・・・など、ランの根に直接に吸収され、絶妙に効きます。
驚異の効果を見ることが出来ます。
★ 5から7日毎日潅水したら、一回鉢底が少し湿気が感じられるまで乾燥させてください。
1から3日の潅水を中止して乾燥させてください。 厳守してください
このオシボリ程度の湿気まで乾燥させることが極めて大切なことです。
この後の潅水は、ペクチン潅水法で、どんなランも行ってください。
どんなランもオシボリの湿度より絶対乾燥させないで下さい
★ 5月から9月頃までは多湿気味にします。
雨天以外は毎日夕方潅水することを習慣にしても、ほとんどのランが素晴らしい生育になります。
★ 9月下旬から3月は夜露、夜霧の湿度にしてください。つまり、鉢底が乾燥して鉢の表面
3から5cmに水分が含むように潅水するのがベストです。
このときの鉢底の乾燥とは・・・・オシボリの湿度と思ってください。
★ 濃い液肥は与えないで下さい。2000から5000倍で与えて下さい。
栄養過剰になります。
★ 株が痛んでいる場合は植えてから約30日は油粕などの肥料は与えないで下さい。
「材木腐朽菌」の繁殖に害を及ぼすからです。置き肥はコンポストが安定し、表面から
材木腐朽菌の菌糸が無くなってからにして下さい。
SUGOI-neに最適な肥料は「生油粕」です。臭くていやな時は、ロング、マグアンプでもかまいませんが、
化学肥料はあくまでもベターと考えて下さい。
鉢上げ苗では植えた日に与えても良いです。元気の良い株も与えてよいです。
★ 植えてから約30日間は、コンポストの表面に「材木腐朽菌」の菌糸が出ますが、
この時は必ず充分潅水してください。水をやれば菌糸は消えます。また出てきます。
出たら又潅水してください。これを数回繰り返すと、やがて菌糸は出なくなります。
コンポストは、これで完全に自生地の埴生を鉢内に再現し完成したことになります。
★ 乾燥気味より多湿気味の方が素晴らしく生育します。(夏は・・・・)
★ 問題は、ここから後の潅水です。
絶対に水ゴケのようなカラカラの乾燥は厳禁です!!
特にカトレア栽培の人は、ここからカラカラに乾燥させるクセ、固定観念があります。
SUGOI-neは最初素晴らしくよいが、後から良くない・・・というのはここから乾かした人です。
絶対にオシボリ以上の乾燥は厳禁です。
★ 9月下旬から3月は夜露、夜霧の湿度にしてください。つまり、鉢底が乾燥して鉢の表面
3から5cmに水分が含むように潅水するのがベストです。鉢底がオシボリの湿度です。
この潅水技術は最高級の潅水技術で、カトレアの水ゴケ栽培のウオータースペースに
水を注ぐ潅水をしてきた人は、ほとんどこの潅水は出来ないようです。
水ゴケの水ハジキが激しいので「ダム」を作ったのです。
SUGOI-neは絶妙な毛細管現象があります。
柔らかい夜露がしっとり地面を濡らすような潅水。
霧で潅水する感じ。
これができれば最高なのです。
この潅水出来ない方は、根のペクチンを観察して潅水してください。
ペクチンの勉強はここにクリック
★
膨張した後は、表面を叩いたり、いじったりしないで下さい。
絶妙の毛細管現象が損なわれるからです。
★ 植える深さ。
膨張するので、慣れないうちは多く鉢に入れすぎて、深植えになる場合が出てきますが、
バルブ1/3程度の深さであれば、下記のように逆に最高の生育になります。
カトレアの匍匐茎も隠れる状態がいいです。
余分のところを取り除く場合は、割り箸などで除いてください。指で掻き落とすのは
毛細管現象を損なう場合あります。
★根腐れ、バック吹かし、輸入で萎びた株の場合。
ペレポストSUGOI-neに含んでいる植物活性要素などは、根からのみでなく、バルブの
表面からも吸収するので、バルブ1/3埋める程度の深植えにするとスゴイ効果があります。
★ 夏は鉢の表面が茶色(乾燥状態)より黒味(湿度がある)のある間に、次の潅水を行って
下さい。鉢の種類によって、潅水の間隔は大きく差が出てきます。
★ 植えて潅水して膨張後は絶対鉢の表面をいじらないで下さい。
山盛りになった場合は、鉢を横にしてトントン鉢を叩くと、余分のものはこぼれ落ちます。
とにかくSUGOI-ne の注意点は、いかにして材木腐朽菌を速やかに繁殖させるかです!!
そのために、5〜10日(10℃以上の場合)毎日、充分に潅水することです!!
その後は、材木腐朽菌が喜ぶ「湿度」にすることです。材木腐朽菌が喜ぶ湿度は、ランも
喜ぶ湿度です。
鉢の種類にていて
SUGOI-neはどんな鉢でも作れますが、素焼き鉢は当然プラ鉢、ポリ鉢より乾燥します。
多くの皆様の試作の結果、素焼き鉢より保水性のある「プラ鉢」、軟らかい「ポリ鉢」が
素晴らしい生育することが実証されました。
素焼き鉢で植えた場合は、ポリ鉢をカバーすると最高の状態になります
必ず守ってください
最高の生育の為に・・・・・
失敗しないために・・・・・
konnposuto 11